小型船舶免許取得法

小型船舶免許取得法

A.免許取得までの流れ

1.操縦免許の取得方法を決める。

取得方法は3つです。

  • 登録小型船舶教習所コース
  • 免許スクールコース
  • 個人で勉強するコース

登録小型船舶教習所コース

 登録小型船舶教習所で所定の学科や実技の教習を受け、学科修了試験と実技修了試験を受験します。学科、実技共に、規定の課程を全て履修しなければなりません。欠席したり遅刻したりすると修了試験は受けられません。学科修了試験・実技修了試験の両方に合格すると、国家試験が免除されます。教習時間が十分にあるので、指導内容を理解できればさほど難しいものではありません。

免許スクールコース

免許スクールの講習を受講し、国家試験を受験するコースです。免許スクールは試験合格に向けて、独自の内容や時間で講習を行います。講習日程や講習料はさまざまです。講習と国家試験が別日程の場合もあるので日数が多くなることもあります。合格実績が高いスクールが多く、しっかり学ばれると国家試験免除でなくても合格しやすいと思われます。

個人で勉強するコース

文字通り独学で勉強して国家試験を受ける方法です。学科試験はこの方法で可能です。しかし、実技試験については独学で学ぶことが難しいため指導を受ける環境が必要なため、実技だけを免許スクールで受講する方が多いようです。

2.免許スクールや登録教習所へ問合せよう。

取得方法が決まったら、それぞれの窓口にメールか電話で聞いてみましょう。

3.学科・実技の教習を受講して、国家試験又は修了試験を受ける。

登録小型船舶教習所コース:受講目安

免許 受講目安
一級小型船舶操縦士 学科:24時間以上
実技:4時間以上
二級小型船舶操縦士 学科:12時間以上
実技:4時間以上
二級小型船舶免許操縦士
(湖川小出力限定)
学科:5時間以上
実技:5時間以上
特殊小型船舶操縦士 学科:6時間以上
実技:1.5時間以上

免許スクールコース:受講目安

免許 受講目安
一級小型船舶操縦士 学科:1日から2日
実技:半日から2日
二級小型船舶操縦士 学科:半日から2日
実技:半日から2日
二級小型船舶免許操縦士
(湖川小出力限定)
学科:半日
実技:半日
特殊小型船舶操縦士 学科:半日
実技:半日

免許取得試験に合格して、操縦免許の申請をすると、操縦免許証が交付されます。

実技教習(1人4時間、実技修了試験25分) 9:00〜14:40 ※実技教習終了後に実技修了審査を行います。
学科教習(4時間)15:00〜19:00

学科教習(8時間、学科修了試験70分) 9:00〜19:20 ※学科教習終了後に学科修了審査を行います。

私は2級小型船舶操縦士免許を大阪府モーターボート連盟さんで取得しました。